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インソールの活躍する場面

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1. 日常生活でのサポート

インソールは、私たちが何気なく過ごす日常生活の中でも大きな役割を果たしています。通勤や買い物などで長時間歩く人にとって、足の疲れや痛みを軽減するのに非常に効果的です。特に立ち仕事が多い人は、足裏にかかる圧力が偏ることで膝や腰に負担が生じやすいため、インソールによって体重を分散させることで姿勢の安定や疲労軽減が期待できます。


2. スポーツや運動時のパフォーマンス向上

スポーツ用インソールは、運動時の衝撃吸収や動作の安定性を高めるために設計されています。ランニングでは着地時の衝撃を吸収し、ケガの予防に役立ちます。サッカーやバスケットボールのように急な方向転換が多い競技では、足のブレを抑えて安定した動きをサポートします。また、ゴルフなどでは正しい体重移動を促し、スイングの精度向上にもつながります。


3. 医療・リハビリ現場での活用

インソールは、医療現場でも非常に重要な役割を担っています。扁平足、外反母趾、O脚、X脚、脚長差などの足のトラブルを補正し、歩行のバランスを整えるために使われます。特に糖尿病や高齢者の方の場合、足裏への過度な圧力を軽減して、傷や潰瘍の予防にも貢献します。義肢装具士が作る医療用インソールは、一人ひとりの足形や歩行データに基づいて製作されるため、より高い矯正効果と快適性が得られます。


4. 高齢者の転倒予防や歩行補助

加齢とともに足裏のアーチ構造が低下し、歩行時のバランスが崩れやすくなります。インソールを活用することで足の安定性を高め、転倒予防や歩行能力の維持に役立ちます。特に介護施設やリハビリ施設では、オーダーメイドインソールが導入されるケースも増えており、歩行訓練や日常生活の安全性向上に大きく貢献しています。


5. 仕事や職業別での効果

長時間立ちっぱなしの販売員、整備士、調理師、介護士など、職業によって足の負担はさまざまです。インソールは、こうした職種ごとの動きに合わせてサポートできるため、疲労の軽減や集中力の維持に役立ちます。特に硬い床の上での作業が多い職場では、クッション性の高いインソールが効果的です。


まとめ

インソールは単なる「靴の中敷き」ではなく、足元から全身の健康と快適さを支える重要なアイテムです。日常生活からスポーツ、医療や介護まで、さまざまな場面で活躍しています。自分の足や目的に合ったインソールを選ぶことで、より快適で健康的な毎日を送ることができます。

 
 
 

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