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子どもの成長期の足を守るインソールの使い方


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目次

  1. 子どもの足はなぜケアが必要?

  2. 成長期に起こりやすい足のトラブル

  3. インソールが果たす役割

  4. インソールの正しい選び方

  5. 日常生活での使い方と注意点

  6. まとめ


1. 子どもの足はなぜケアが必要?

子どもの足は大人と比べて柔らかく、骨格も未発達です。特に6〜12歳は急激に成長が進む時期で、歩き方や姿勢の癖がそのまま骨格の成長に影響することがあります。また、運動量が多い子ほど足への負担も大きく、早い段階でのケアが将来のトラブル予防につながります。


2. 成長期に起こりやすい足のトラブル

成長期の子どもには、以下のようなトラブルが起こりやすいです。

  • 扁平足(へんぺいそく):土踏まずがつぶれ、疲れやすい。

  • 外反母趾予備軍:足指がうまく使えず、親指が内向きに。

  • 踵の痛み(シーバー病):スポーツをしている子に多い。

  • 歩き方の崩れ:内股・がに股・偏った着地など。これらは「成長痛」と思われがちですが、実はアーチの崩れや足の使い方の問題が原因のことも多くあります。


3. インソールが果たす役割

子ども用インソールは、単なる“クッション”ではありません。

  • アーチを正しく支える:扁平足や過回内を防ぎ、足本来の働きをサポート。

  • かかとの安定:踵を正しい位置に導き、姿勢・歩き方の改善につながる。

  • ケガ予防:膝や腰にかかる負担を軽減し、スポーツ障害を抑える。専門家が調整したオーダーメイドインソールであれば、成長段階に合わせた微調整も可能です。


4. インソールの正しい選び方

子どもの足は変化が早いため、以下のポイントを押さえて選びましょう。

  • サイズだけでなく“かかとのホールド力”を重視

  • スポーツ用・日常用など用途に合ったものを選ぶ

  • アーチを押しすぎない適度なサポート

  • 定期的な見直し(3〜6ヶ月)特に急成長の時期は靴のサイズが合わなくなりやすいため、インソールも同時に見直すことが大切です。


5. 日常生活での使い方と注意点

インソールは「毎日使う」ことで効果が出ます。

  • 学校用の上履きに入れる

  • 運動靴に入れてスポーツ時に活用

  • 新しい靴に買い替えたらフィット感を再確認ただし、最初から長時間使用すると疲れを感じることがあります。初日は1〜2時間、徐々に慣らすことがポイント。また、痛みが出る場合は調整が必要なので専門家に相談しましょう。


6. まとめ

成長期の足は「将来の体の土台」。インソールを正しく活用することで、足のトラブル予防・姿勢改善・運動能力向上に大きく貢献します。特にスポーツをする子どもは負担が大きいため、早期からのケアが重要です。オーダーメイドの調整を受けながら、成長に合わせて定期的に見直すことで、健やかな足の発達をサポートできます。

 
 
 

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