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有限会社 山陽義肢研究所
sanyougishi
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登録日: 2023年5月11日
記事 (81)
2025年12月8日 ∙ 3 分
子どもの成長期の足を守るインソールの使い方
目次 子どもの足はなぜケアが必要? 成長期に起こりやすい足のトラブル インソールが果たす役割 インソールの正しい選び方 日常生活での使い方と注意点 まとめ 1. 子どもの足はなぜケアが必要? 子どもの足は大人と比べて柔らかく、骨格も未発達です。特に6〜12歳は急激に成長が進む時期で、歩き方や姿勢の癖がそのまま骨格の成長に影響することがあります。また、運動量が多い子ほど足への負担も大きく、早い段階でのケアが将来のトラブル予防につながります。 2. 成長期に起こりやすい足のトラブル 成長期の子どもには、以下のようなトラブルが起こりやすいです。 扁平足(へんぺいそく) :土踏まずがつぶれ、疲れやすい。 外反母趾予備軍 :足指がうまく使えず、親指が内向きに。 踵の痛み(シーバー病) :スポーツをしている子に多い。 歩き方の崩れ :内股・がに股・偏った着地など。これらは「成長痛」と思われがちですが、実はアーチの崩れや足の使い方の問題が原因のことも多くあります。 3. インソールが果たす役割 子ども用インソールは、単なる“クッション”ではありません。 アーチを正しく支える...
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2025年12月5日 ∙ 3 分
足のトラブルとインソールの相性 外反母趾・扁平足・O脚・X脚
目次 はじめに 外反母趾とインソール 扁平足とインソール O脚とインソール インソール選びのポイント まとめ 1. はじめに 足のトラブルは「年齢のせい」と片づけられがちですが、多くは 足のアライメント(骨の並び)や筋バランスの崩れ から起こります。これらを手軽にサポートできるのが オーダーメイドインソール です。靴の中で足を正しい位置に導き、負担を分散することで、痛みや変形の進行を抑える役割を果たします。ここでは代表的な3つのトラブルとインソールの相性を解説します。 2. 外反母趾とインソール 外反母趾は親指が外側へ曲がり、付け根の関節が痛むトラブルです。原因は 母趾の軸が倒れ、横アーチが潰れること にあります。インソールは次のように相性が良いと言えます。 横アーチの形成サポート で親指の方向性を整える 母趾への過剰な荷重を分散 し、痛みを軽減 靴内での 母趾の倒れ込み(過回内)を防止 ただし、既に強度の変形がある場合は「矯正」ではなく「進行予防」が中心になります。早期の使用ほど効果が出やすいのが特徴です。 3. 扁平足とインソール...
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2025年12月1日 ∙ 3 分
インソールが姿勢に与える影響、骨盤・脊椎との関係を分かりやすく解説
目次 はじめに:姿勢とインソールの深い関係 足元が崩れると全身に起こること 骨盤と脊椎に伝わる「連鎖反応」 インソールが姿勢を整える3つのメカニズム 姿勢改善につながるインソール選びのポイント まとめ 1. はじめに:姿勢とインソールの深い関係 姿勢は「頭・脊椎・骨盤・下肢」のバランスで成り立っています。その土台となるのが 足部のアーチ構造 。このアーチが崩れると、上の骨盤や脊椎にまで影響が及び、姿勢トラブルや慢性的な疲労の原因となります。インソールは、足のアーチを支えることで、姿勢全体の安定を助ける重要な役割を果たします。 2. 足元が崩れると全身に起こること 偏平足・過回内・浮き指などの足部トラブルがあると、体重が正しく支えられず、膝が内側にねじれたり骨盤が傾いたりします。特に**過回内(かかとの過度な内倒れ)**は、歩行時に衝撃吸収が不十分となり、ひざ痛・腰痛・肩こりへと発展しやすい傾向があります。 3. 骨盤と脊椎に伝わる「連鎖反応」 足の崩れ → 下腿のねじれ → 膝の負担増 → 大腿骨の内旋 → 骨盤の前傾・後傾 → 脊椎カーブの乱れ...
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