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安いインソールと高いインソールの違いとは?


目次

  1. はじめに

  2. 素材の違い

  3. 設計と機能性の違い

  4. 耐久性の違い

  5. フィット感とカスタマイズ性

  6. 使用目的による選び方

  7. まとめ


1. はじめに

インソールは「靴の中敷き」として足を支える役割を持ちます。市販のドラッグストアで数百円から手に入る安価なものから、専門店や医療分野で扱うオーダーメイドの高価なものまで、価格帯は大きく異なります。では、安いインソールと高いインソールでは何が違うのでしょうか。


2. 素材の違い

安価なインソールは主にスポンジやEVA樹脂などの軽量で安価な素材を使用しており、柔らかいクッション性は得られるものの、長時間使用するとつぶれやすい傾向があります。一方で高価なインソールは、衝撃吸収性や反発力に優れた高機能素材、カーボンや医療用樹脂などを使用しており、長時間でも形状が崩れにくく、安定したサポートを提供します。


3. 設計と機能性の違い

安価なインソールは「とりあえず足当たりを柔らかくする」という目的で作られていることが多く、構造もシンプルです。高価なインソールは、足のアーチ構造に合わせて設計されており、土踏まずやかかと部分にしっかりした支えを持たせることで、正しい姿勢や歩行動作をサポートします。外反母趾や偏平足、足底筋膜炎などの症状にも対応できるものもあります。


4. 耐久性の違い

安価なインソールは数週間から数か月で劣化しやすく、ヘタリやすいのが特徴です。そのため、頻繁に買い替える必要があります。高価なインソールは数年単位で使用可能なものもあり、結果的にコストパフォーマンスが良い場合もあります。


5. フィット感とカスタマイズ性

安価なインソールは大量生産のため「万人向け」の形状であり、足に合わない場合もあります。一方、高価なインソールは足型を採型してオーダーメイドで作ることも多く、フィット感は抜群です。足のトラブルを予防・改善する効果も期待できます。


6. 使用目的による選び方

・短期間の靴の履き心地改善 → 安価なインソールで十分・スポーツや長時間立ち仕事 → 高機能なインソールが効果的・足の痛みや変形などの悩み → 専門家による高価なオーダーメイドがおすすめ


7. まとめ

安価なインソールは「気軽に試せる快適アイテム」、高価なインソールは「足と体を支える投資」と言えます。価格だけで判断するのではなく、自分の足の状態や用途に合わせて選ぶことが大切です。

 
 
 

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